3人で楽しむ。でも3PやNTR、カックホールドとはちょっと違う──トロイリズム入門

「3Pそのもの」ではない──トロイリズムとは

トロイリズム(Troilism)は、3Pそのものを指す言葉ではありません。

カップルやパートナー関係に「第三者」が入り込むことで生まれる“構図”に惹かれる性癖で、視線の交差、役割の変化、距離感の揺れといったドラマに反応しやすいのが特徴です。

実際に3人で関与する形に発展することもありますが、興奮の中心は「三人で何をするか」よりも「第三者がいる配置や関係の立体感」にあります。

「形式」じゃなく「刺さるポイント」楽しみ方は“配置”で決まる

同じ“3人”でも、トロイリズムが反応するのは「何をしたか」より「どう並んだか」です。

第三者がいることで空気が濃くなる、パートナーの別の表情が見える、見る側/見られる側の役割が生まれる、誰が主役で誰が脇役かが揺らぐ──そうした配置の変化がスイッチになります。

だからトロイリズムは、行為の内容が似ていても、立ち位置や関係性の見え方が変わるだけで、まったく別の体験に感じられる性癖です。

「似てるけど別モノ」NTR・トロイリズム・カックホールドの違い

NTR(寝取られ)、トロイリズム、カックホールドは、どれも「パートナー+第三者」という三角形が登場しやすいぶん混同されがちですが、興奮の中心が違います。

トロイリズムは、第三者が入ることで関係が立体化し、視線や役割が増えて空気が濃くなる――その「三角形の配置そのもの」に惹かれる性癖です。

カックホールドは、その三角形の中でも特に「パートナーが第三者と関わる状況を、自分が“見たり知ったりする立場”に置かれる」構図に比重が寄りやすく、嫉妬や羞恥、背徳感といった感情の揺れがスパイスとして語られやすい。

一方のNTRは、「奪われる」「裏切られる」「知らない間に進む」といった“物語の苦味”が核になりやすく、喪失感やショックそのものが刺激として描かれやすいジャンルです。まとめると、トロイリズムは「配置の色気」、カックホールドは「見る/知る立場の色気」、NTRは「奪われる物語の色気」——同じ三角形でも、刺さるポイントが別の場所にあります。

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